せどりで稼ぐための基礎の部分をお伝えするコラムです。
稼げるようになるお手伝いになれば嬉しいです。がんばって取り組んでいきましょう。
「継続は力なり」です!
ゼロからのスタートでも実践すれば必ず結果はついてきます^^
そもそも「せどり」で稼ぐとは?
せどりは、モノを安く仕入れ、利益をつけて販売する非常にシンプルなビジネスです。
ネット販売を活用したせどりの歴史はかなり古く、2000年代後半ごろにはブックオフせどりで本を売ることがひっそりとブームになり、稼いでいる人たちがいました。
現在では、扱われる商材やプラットフォームが急拡大し、誰でも気軽にチャレンジできるメジャーな副業になっています。
ただビジネスとして取り組む以上、メリットとデメリットを正しく理解しておく必要があります。
せどりのメリット
- 未経験でもスタートしやすい
- 少ない資金でもクレジットカードで仕入れが可能
- 人間関係に縛られず自由に稼ぐことができる
- 長く続けるほどショップの信頼がアップし、安定して稼ぎやすい
見出しテキスト
- 誰でも取り組めるのでライバルが多い
- 支援ツールやノウハウがあふれていて、正しい情報を見極める必要がある
- 知的財産権(※)の侵害があると、アカウントを閉鎖されてしまう
※知的財産権とは、著作権・商標権など自社ブランド商品の保護するための権利です。
これらの権利を保有した商品を無断で販売してしまうと、多くの販路でサスペンド(アカウント閉鎖)の原因になってしまいます。
メリットとデメリットを正しく理解して、確実に稼いでいきましょう。
Amazonアカウントの作成方法
まずは数ある販路の中でもダントツの収益をあげることができるAmazonの販売用アカウントを用意しましょう。
仮想デスクトップ「VPS」の準備
デメリットで解説した通り、万が一アカウントがサスペンドしてしまうときに備えて、VPSという仮想デスクトップをレンタルしてアカウントを作成することをお勧めします。
VPSは、パソコンの中にもうひとつ別なパソコンを持つようなものです
もしも、ご自宅のパソコンでAmazon販売アカウントを運用していてサスペンドしてしまった場合、Amazonでの買い物やプライムビデオ、Kindleなどの連例サービスもすべて利用停止になってしまします。
こうなってしまうと今後Amazonのサービスを一切利用できなくなってしまいますので、そのようなリスクを避けるために、せどりを行う専用のアカウントを運用することが望ましいです。
詳しい解説は省きますが、VPSを経由してAmazon販売アカウントを新規で運用した場合、ご自宅のAmazonアカウントと紐づかないようにできますので万が一の時でも安心です。
おすすめはConohaです。
Conoha
WindowsServerの最小プラン1GBで充分です。
動作が軽いのでサクサク動きますし、日割り契約なので解約する際にも無駄がありません。
月額¥1,100かかってしまいますが、アカウントを守るための保険と考えて導入することをお勧めします。
また、無料で作成できるAmazonの通常アカウントに対し、販売用アカウントの場合、無料の【小口出品】と、月額¥5,390の【大口出品】がありますが、せどりで稼いでいくには大口出品が必須です。販促、発送、顧客対応すべて自動で行うFBAサービスを利用する必要があるためです。
なので初期費用をまとめると、こうなります。
VPS月額¥1,100
アカウント月額¥5,390
計¥6,490
小口出品だと、せどりはできないの?
できます。
ただ、小口出品はせどりで稼ぐには不利です。
小口出品は月額が無料の代わりに、商品が1点売れるたびに¥100の基本成約料が発生します。
大口出品は基本成約料がありません。商品をどれだけ販売しても、月額だけで利用できます。
じゃあ、大口出品のほうがいいですね!
でも、初心者がそんなにたくさん売れるかな…
大丈夫ですよ。
せどりは初心者であっても仕入れは簡単です。
それに大口出品の最大のメリットは、商品をまとめてAmazonの倉庫に送り、受注から発送まですべてAmazonが代行してくれる「FBA」というサービスを利用できる点です。
なので出品者としてやることは、
- アカウントを作成する
- 商品をリサーチする
- 仕入れてFBAに納品する
1のアカウントを作って、あとはひたすら2-3を繰り返すだけです。
仕入れの方法をマスターしてきちんと実践していけば、すぐに100個、200個の商品を扱えるようになります。
小口出品だと、注文が200件、300件と入ってきたら、すべて自分で発送する必要があります
副業の僕には無理です!
まだ稼いでいなうちから投資するのは抵抗があるかもしれませんが、コストがかかっているからこそ「しっかりがんばろう!」というモチベーションにもなります。
たとえば「絶対に60商品以上販売する!」という目標を立てるのもいいかもしれません。
そっか。プラス思考ね。
わかりました!FBAで頑張ります!
アカウント開設に必要なもの
- クレジットカード
できれば新規カードを作成するのがおすすめです。
プライベートで使用しているものを登録することもできますが、お金の出入りが混ざってしまって、どのくらいせどりで稼げたのか集計がとてもややこしくなります。
クレジットカードの種類はなんでも構いませんが、締め日が前半のカードと後半のカードを2枚持っておくと仕入れがし易くなります。
クレジットカードを探す際は自己アフィリエイトでセルフバックがもらえる案件もあるので、探してみるのもおすすめです。
- 銀行口座
銀行口座もできれば新規の口座を開設しましょう。
口座とクレジットカードをセットで発行している銀行も多いので、代表的な大手の口座開設を検討すると手間が省けます。
デビットカードを発行している銀行口座を選択するのもありです。クレジットカードと比べて審査が通りやすいなどのメリットもあります。
クレジットカードじゃなくて、デビットカードでもいいの?
問題なく登録できますよ!
- メールアドレス
新しいフリーメールを新規に取得しましょう。
普段使っているアドレスで登録すると、Amazonからの連絡メールに気づかすに流れてしまうこともあります。
GメールでOKです。店舗名を入れたメールアドレスにすると、お客様からの信用度UPが期待できます。
- 電話番号・住所
電話番号もプライベートと別なものが準備できるのであれば分けたほうがよいです。
050や格安シムを利用して専用の番号を用意できます。
住所を公開したくない場合は、経費はかかりますがバーチャルオフィスを契約してその住所を登録利用することも可能です。バーチャルオフィスの中には電話番号もセットで提供してくれるところもあります。
- 身分証明書
運転免許証やパスポートでOKです。
PDFで情報をアップロードします。
- クレジットカードまたは銀行口座の明細書
アカウント登録後にアップロードします。
キャプチャ画像が使えます。
Amazonアカウントの登録
準備できたら、早速アカウントを作っていきましょう。
まず購入用アカウントを作成します。
VPSでブラウザを起動し、Amazonのページを表示します。
「アカウント&リスト」にカーソルを合わせて、「新規登録はこちら」をクリックします。
ここで入力する項目は「名前」「電話番号またはメールアドレス」「パスワード」です。
名前はニックネームでかまいません。電話番号かメールアドレスは、入力したものがログインIDとして記憶されます。
無事に販売アカウントが作成できたら、次は販売アカウントを作成していきます。
こちらのリンクから登録します。
または「Amazon 出店」で検索し、一番上のリンクをクリックしましょう。
次のようなページが表示されるので、「さっそく始める」をクリックします。
販売用アカウントの個人情報の入力を求める画面が表示されるので、準備した情報を入力していきます。
「ワンタイムパスワードの取得方法」は、ショートメールを受け取れるなら「SNS」を。受け取れない・わからない場合は「電話」を選択し、本人認証を行ってください。
続いて、クレジットカード情報を正しく入力します。
次に進むと、「ストア名」の入力を求められます。
ここで入力したストア名が、お客様の目に触れるものになりますので、ぜひ素敵なショップ名を考えてください。
急には決められないかも
ストア名は、あとから変更可能です
悩みすぎずに進みましょう
設問はどちらも「はい」と入力します。
続いて身分証明書の提出を求められますので、アップロードをして登録完了です。
登録したメールアドレス宛に審査結果が届きますので、数日待って出店できるようになったかどうか確認しましょう。
Amazon以外の販路の準備
商品によってはAmazonで販売できなかったり、Amazonで販売するよりも利益が取れる販売先もあります。
代表的なものは「ヤフオク!」と「メルカリ」です。こちらも準備しておきましょう。
- ヤフオク
カー用品探したことあるな
Amazonがメジャーになる以前から個人間取引のプラットフォームとして人気があり、男性、中高年マニア層が多く、経済的に余裕のあるユーザーが利用している傾向にあります。そのため高額商品や景品、非売品、中古品などの取引が盛んで落札相場も安定しています。手数料の安さも魅力です。
- メルカリ
よく買ってる!
メルカリはヤフオクとは対照的に、若い女性に人気のプラットフォームです。アパレルやコスメなどが人気で、アイドルグッズも販売しやすいです。手数料はヤフオクより少しだけ割高になります。値下げ交渉があたりまえの暗黙ルールが定着しているので、あらかじめ高値で出品をしておかないと買い叩かれる場合があります。
準備完了!
他にも、Qoo10、BAIMA、EBAY、ヤフーショッピング、楽天市場など人気の販路はたくさんありますが、はじめは「Amazon・ヤフオク・メルカリ」の3つがあれば十分です。
とりあえずほとんどのユーザー層をカバーできます。
販売実績をしっかり積んだら、他の販路も検討してみるとよいでしょう。
他の販路は、無在庫や中国輸入など販路を拡大するときも役立ちます!