Keepaの波形は、バリエーションごとに確認が必要です
下の例のように、商品ページに複数のバリエーションがある場合は注意しましょう。
この商品は、「テンキーレス」タイプと「フルサイズ」タイプの2種類がひとつの商品ページに登録されている例です。
「テンキーレス」が選択された状態のKeepaの波形がこちらです。
「フルサイズ」を選んだときのKeepaがこちらです。
「テンキーレス」はAmazonの在庫が切れて高値で売れてますね
「フルサイズ」はAmazonの在庫があって、価格も安いから要注意ね
「テンキーレス」は「フルサイズ」より価格が高いですが、それでもしっかり売れていることが売れ筋ランキングから読み取れます。
この場合、グラフがきちんと読めさえすれば、仕入れ判断を間違えることはありません。
ただし商品によっては、バリエーションごとに共通の波形を持っているものがあるので注意が必要です
次の例では、4つのバリエーションがあります。
ASIN:B08KDDXV1K
画面上で選択されているのは、左から3番目の「6500k/旧モデル/ユニット一体型」というバリエーションの商品です。
このときのグラフがこちらです。
これを見て、どう思いますか?
¥16,000以上で売れてる!リサーチ対象だ!
元のAmazon価格の2倍くらいで売れてるし、見つけたらすぐに仕入れます!
って、思いますよね
では、それぞれのバリエーションカタログを確認してみましょう。
Keepaグラフの「売れ筋ランキング」に注目してみてくださいね
注目してほしいのは「売れ筋ランキングの波形」です。
どうでしょうか?
あれ?ぜんぶ同じ?
ホントだ。形がそっくり…
はい。正解です
パッと見、新品価格やAmazon在庫の有無はバラバラなので違うグラフに見えますが、よく見比べてみると売れ筋ランキングの波形は一緒ですよね。
バリエーションカタログでは、売れ筋ランキングを共有している商品がけっこう多いんです
この商品ページには、4個のバリエーションの商品の「売れ筋ランキングだけ」が1個のグラフに集計されています。
だから、2番目のや3番目の商品が売れている!と思っても実際は1番目や4番目の商品が売れているのかもしれないのです。
バリエーションカタログの確認をせずに慌てて仕入れてしまうと、
プレ値で売れると思ったのに全然売れない…
どんんどん値下げして結局大損…
ということになりがちです。
慌てて仕入れないように、よく注意ですね
実際にどのバリエーションが売れているのかは、出品者数の増減などをチェックして判断していきましょう。
判断方法についてはこちらの記事で詳しく解説しています。