外注化

せどりで外注化は必須!依頼方法は?タスクの作り方、ポイント、実例交えてノウハウを紹介します!

せどりの作業に慣れてきたら、外注化しましょう。

繰り返しやらなければいけない作業はとにかく時間を食うので、そのままでいると成長がストップしがちです。

そこで、他人に任せることのできる作業は、どんどん外注化していくことをおすすめします。

それによって売上を大きくアップさせたり、時間のない生活をしていても安定した収入が確保できるようになります。

  • この記事の内容

せどりの外注化について知りたい

報酬や募集方法について教えてほしい

このようなお悩みにお答えします。

  • この記事の信頼性

どんな仕事が外注化できるか

いつも同じことを繰り返さないといけない時間のかかる作業って、ありますよね。

そのような作業を他の人に「お願い」することを外注化といいます。

せどりでは様々な作業を外注化できます。

リサーチ

仕入れ

納品

価格チェック

お客様対応

受発注

台帳管理

基本的に、手順が理解できれば自分でなくても任せられる作業ならなんでも外注化できます。

仕事の内容に決まりはないので、「この作業、誰か代わってくれたら楽なのにな…」と思ったら外注化を検討してみましょう。

とはいえ難易度の高い作業を急に頼むのは、お互いに負荷が大きいのでお勧めしません。

納品や発送、メルカリやヤフオク!の出品を代行してもらうなど、簡単な作業からお願いするのがよいでしょう。

理由としては、簡単な作業ほど離職率が低く、長く継続してもらいやすいためです。

スタッフさんにとっては簡単な仕事で継続がしやすく、依頼をする側にとっても教育や管理にそれほど手間が生じないのというWinWinの関係が成り立ちやすいです。

まずは簡単な依頼からスタートし、お互いに経験や信用を積むことを優先させましょう。

信頼関係ができてきたら、徐々にレベルアップしたお仕事を依頼するようにしていくとお互いの満足度が上がりやすくなります。

外注化のメリット・デメリット

外注化の「メリット」

時間ができる

人に任せることで、作業の時間が大幅に節約できます。

リサーチから仕入、梱包、発送まですべて自分でやっていると、売り上げが上がるにつれ、どうしても時間的な限界がやってきます。

本業や家事で忙しい身であれば、なおさらです。

しかし、梱包や発送などの作業を誰かに任せれば、自分はリサーチだけに専念できます。

仮にリサーチの量が3倍に増えれば、売り上げも利益も単純計算で3倍に増やすことが可能になります。

より多くの仕事をこなせ、結果的に大きく稼げる

増えた時間でできることは様々です。

空いた時間で新しい手法の勉強をしたり、新たな販路の構築に集中することもできます。

すべてひとりで頑張る!という選択もあるでしょう。

しかしそれが無理な場合は、仕事を完全ストップして取り組むようになってしまいますよね。

ところが外注化してしまえば、収入を止めることなく平行作業ができるわけです。

そして新しい手法で稼げるようになったら、また外注化して時間をつくって、さらに次の手法を構築して…という流れを繰り返すことが可能になります。

そのようにすることで、時間と収入を同時に増やしていくことができるのが外注化のメリットです。

このことは、この書籍を読むと詳しく理解できます。

外注化の「デメリット」

当然ですが外注化には費用かかります。

臨時で募集する際は払いきりですが、継続したお仕事を依頼する場合は固定費になります。

費用対効果を考えて報酬を決めておくことが大切です。

はじめから完璧に仕事をこなせる人はいません。

仕事に慣れるまで、ある程度の期間はサポートが必要になってくるので、自分の時間を割かなくてはいけません。

そのため、その期間に限っては自分でやれば30分で終わる作業が、サポートで1時間使ってしまうといった状況になりやすいです。

報酬を支払いながら生産性がダウンするガマンの期間が一時的に生じてしまうのがデメリットといえます。

ただ、サポートはやがて不要になりますし、そうなってから先は本当に楽になります。

また、事前にしっかり手順を組み立てたり、マニュアルを整備したり、サポート体制をしっかり整えて外注スタートすることで、サポート期間を短くすることが可能です。

外注化をするタイミングはいつから?

外注化するには、いくらくらい稼げるようになってからが良いでしょうか。

結論から言うと、いくらからでもOKです。

むしろ、速ければ速いほど望ましいです。

¥10,000の稼ぎ¥2,000の手間賃で外注化すれば、手元に¥8,000残ります。

その仕組みを10組作れば、ほとんど自分の労力を使わずに¥80,000の収入が得られるようになります。

もちろん、外注化をしなければ丸々自分の利益になります。

そのかわり、来月も再来月も半年後も、ずっと頑張り続けないと収入を維持することはできません。

ただし、できないことを人に教えることは不可能なので、まずはじめは自分でマスターする必要があります。

マスターしたら、それをどうやって他人に伝えるかを考えることが外注化のスタート地点です。

外注化の方法

募集する方法

ランサーズ

僕はここをメインにお取引をしています。

利用にあたっては本人確認などが設けられているので、安心してスタッフさんを集めやすいです。

クラウドワークス

クラウドワークスも、在宅ワーク紹介サービスの大手なので人材がたくさん集まります。

契約後にチャットワークIDなどを伝えてやり取りをしていきます。

契約前に個人連絡を取ることは規約違反になりますので、必ず仮契約をしてから繋がるようにしましょう。

本契約前であれば、面談の結果次第でお断りしてキャンセルすることも可能です。

見知らぬ人を雇うのには抵抗がある場合、周囲の人間に声をかけることで外注化は可能です。

詳しくは、こちらの記事にまとめています。

報酬の決め方

報酬の金額については、ランサーズやクラウドワークス内で同じ仕事がいくらくらいで受発注されているか検索して調べてみると、おおよその相場がわかります。

リサーチの仕事であれば、他社案件から「Amazon リサーチ」「Amazon リスト」などのキーワードで検索をかけると応募人数を知ることができます。

人気のある募集の報酬額や、募集要項、紹介文の組み方を参考にしましょう。

採用候補

小さなお子さんのいる専業主婦の方

子育て中のママさんはパートに出かけるよりも在宅ワークのほうが働きやすく、丁寧に仕事をしてもらえる確率が高いです。

主婦さんから応募いただけるよう、紹介文でPRをしていきましょう。

家事や育児の合間に、ちょっとした収入アップができればいい、という方とのマッチングが理想的です。

スキマ時間を上手にやりくりしてもらいやすいのが大きなメリットです。

主婦さん以外のいろいろな方が応募してきますが、せどりの外注化ではマッチングに不向きな場合が多いです。

副業の方

本業が終わってからの時間帯でしかお仕事していただけないので、どうしても作業時間が不安定になりがちです。

急に確認したいことが発生しても、本業中は対応してもらえないためリスクが大きいです。

就活中の方、学生さん

一時的なバイト感覚の方が多く、長期でお願いするにはマッチングしにくいです。

中高年の方

若い年代に比べると、新しいことに適応したり柔軟な対応をしてもらいにくい傾向があります。

男性

細かい作業、丁寧な作業が女性に比べて苦手な方が多いです。

また、せどりのノウハウを持ち逃げされやすいです。

採用人材の見極め方

応募があったら、メールや面談で、その人がどんな方なのかをよく知るように心がけましょう。

報酬面や、スキル等で折り合いをつけるより、結局は人対人なので、相性なども見ていくほうがより良い関係を構築しやすくなります。

在宅ワーク未経験で問題ありませんので、まじめで責任感のある方とのご縁を持てるように人選していきましょう。

そのためにも面談は必ず行うことをおすすめします。

顔出しの必要ありませんが、音声通話で10分~20分程度の話をしてるのがよいです。

応募者は細かい質問もしやすくなりますし、依頼側も相手の印象などから安心して仕事を任せられそうかどうか、判断しやすくなります。

応募の文章がしっかりしている方

あいさつがきちんとできて、丁寧な文章で応募してくる方が有望です。

しっかりした文章で応募してくれる人ほど、仕事もきちんと丁寧です。

あいさつがなかったり、敬語がおかしいような応募の場合は選考対象外です。

自己PRがしっかりしている方

仕事に必要な自己PRがきちんとできているかどうか、が重要です。

資格はあってもなくても実務に影響はありません。

ひたすら趣味をアピールしたり自己主張が強すぎるなと感じる方は、お断りしたほうが良いかもしれません。

面談してもクセ強めな傾向があります。

受け答えがしっかりしている方

これは実際に面談してみて、相手の話し方などから信頼できそうかどうか推し量ってみましょう。

丁寧、前向き、ポジティブ、明るくて真面目そうなど、重要視したいポイントを押さえておくとよいです。

レスポンスの速い方

募集中のやり取りでは、相手からのレスポンスの速さも気にしておきましょう。

連絡の速い方は、仕事中も連絡・連携がスムーズに行っていただきやすいです。

逆に、レスポンスの遅い方は面談に進む前に音信不通になったりすることもあります。

外注化を成功させるポイント

仕事はなるべく単純化する

あれもこれもお願いしようとすると、言われた側はパニックになりがちです。

はじめのうちは、1人にお願いする仕事は、1つの作業に絞るほうがよいです。

また、依頼する側としてもマルチタスクを管理するには慣れが必要です。

お互いが慣れてきてから、1人で複数の仕事を掛け持ちしてもらえるかどうか交渉してみることをおすすめします。

最初は誰でも初心者

最初から仕事のできるスタッフさんはいません。

会社でもバイトでもそうですが、どんなに有能な人であっても、仕事を憶えてもらうまでの間はできるかぎり手厚いサポートが必要です。

のちのち、それがお互いの満足度に直結します。

はじめのうちほど、作業で困ったことや分からないことがないかどうか、まめにヒアリングするようにしましょう。

作業手順書を丁寧に作成する

サポート期間を短くするには、最初に作業手順をどれだけわかりやすく伝えられるかが重要になってきます。

かといって、マニュアルのボリュームが大きすぎると、要点がわからなくなりやすいです。

ピンポイントで解説するなど、なるべく初心者でも理解しやすい段取りを整えるよう工夫してみましょう。

仕事がしやすい環境・サポート体制であるほど、スタッフさんの習熟度も満足度も高まりますので、最終的にほとんど完全に任せきりでも、安心していられるようになります。

下は、僕がお願いしている外注さんの声です。

こちらこそ感謝でございます。いやほんとに。

このスタッフさんとは2年以上お仕事を継続していただけています。

まとめ

  • 外注化することで時間と利益を同時に増やすことができる
  • 募集は大手のランサーズやクラウドワークスがおすすめ
  • 報酬だけではなく相手の人間性も見極めて依頼したほうが失敗がない
  • 満足度=継続度。人対人なので、サポートや気配りが大切。
  • この記事を書いた人

SIN

派遣社員で働きながらせどりスタート。お金は自力で稼げるものだとわかって独立。個人事業主8期を経て現在も事業拡大中。店舗・電脳・無在庫オールマイティプレイヤー。 詳しいプロフィールはこちら

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