ここでは電脳せどりについて解説していきます。
電脳せどりとは、パソコンやスマホを使ってインターネットサイトから仕入れをするせどりです。
店舗せどりと比べて自由度が高く、初心者でも在宅で稼ぐことができます。
電脳せどりのメリット/デメリット
電脳せどりのメリット
- 在宅で仕入れができる
- 繰り返し同じ商品を販売できるものが多い
- 人目を気にする必要がない
- 天候や時間に左右されず、好きなタイミングで取り組める
好きなタイミングに仕入れをすればいいので、人目や時間を気にせずに取り組めるのが一番のメリットです。
仕事から帰ってきて、じっくり腰を据えて取り組むことができます。
副業の僕でもチャレンジできそう!
フリマアプリからも仕入れができるので、女性にも向いています。
わーい
ポイント
電脳せどりは支援ツールも充実していて、実践しやすい環境が整っていることもメリットのひとつです
主な支援ツール
- Keepa
- ショッピングリサーチャー
- 価格ドットコム
- オークファン
- サーチバー
- モノサーチ
支援ツールは無料で利用できるものから有料のものまで様々ですが、商品が実際にいくらで売れているのかを確認したり、どのサイトに行けば最安値で購入することができるかを知ることができるものなど、どれも多彩な機能が充実しています。
いいことづくめのようですが、もちろんデメリットもあります。
電脳せどりのデメリット
- ライバルが多い
- 利益率は全体的に低め
- 実物を確認できないので仕入れミスにつながりやすい
全国のせどり実践者がライバルになるので、人気の高い商品や高利益商品を見つけるのは店舗せどりに比べると難しいです。
全体的な利益率は、新品の場合で10%前後と低めです。
たくさん稼ぐには、仕入れの質と量を高める必要があります。
商品が届くまで現物を確認できないので、仕入れに失敗するリスクもあります。これは事前に写真や説明文などをきちんと確認したり、注意力を養うことで回避できるようになります。
電脳仕入れの種類
初心者が取り組みやすいのはヤフオク!やメルカリです。
慣れてきたら楽天市場やヤフーショッピングからも仕入れができます。
さらに上達すると、ライバルが少ないECサイトやAmazonからも仕入れができます。
「ECサイト」ってなんですか?
ECサイト
ビックカメラやトイザらスなどの直営サイト、Qoo10やセブンネットなどのインターネットショッピングモール全般を指します。
高利益の商品が手つかずで残っていることもあり、おすすめの穴場スポットです。
じゃあECサイトで仕入れします!
待ってください。ECサイトは転売認定されやすいショップもあり、攻略の難易度はやや高めです。
それともうひとつ。「高利益の商品」は「仕入れ価格も高額」になりがちなので、いきなりチャレンジするにはちょっとハードルが高めです。
まずは低価格帯の商品を仕入れてたくさん経験を積むことが上達の近道です。
ポイント
楽天市場やヤフーショッピングは市場規模がとても大きいので、たくさんの商品が販売されています。
特に楽天市場では楽天ポイントが稼げます。
じゃあ仕入れもしやすいかも!
ポイントは次の仕入れや経費に再投入できるので、結果的にお金を増やしやすいです
電脳せどりでは同じ商品を繰り返し販売するリピートせどりが有効です。
このような商品をたくさん集めてリスト化し、毎月一定の利益が得られるような仕組みを最初に作っていきましょう。
電脳せどりの仕入れ先
電脳せどりと言っても、いろいろあるんですね
そうですね。取り組みやすい順にまとめましたので、参考にしてください。
電脳せどりができるサイト一覧
プラットフォーム | 取り組みやすさ | 主な仕入れ対象 | メリット | デメリット |
ヤフオク | ◎ | 中古 | 安く仕入れができる | 希望価格で落札できるとは限らない |
メルカリ | ◎ | 中古(未使用品) | 取引が楽 | 偽物を販売する出品者も多い |
楽天市場 | ○ | 新品 | ポイントで稼ぎやすい | ライバルが多い |
ヤフーショッピング | ○ | 新品 | 楽天より安く仕入れできる | ポイントが少なめ |
Amazon | △ | 新品 | 人気商品を刈り取れる | 相場変動が激しく赤字も出しやすい |
ECモール | △ | 新品 | 高利益商品が見つかることもある | 市場規模が小さい(対象商品が少ない) |
ヤフオク!
中高年男性が主なユーザー層です。中古品以外にも、新品未使用の商品を見つけることができます。オークション形式なので必ず落札できるとは限りませんが、全体的に安い価格で仕入れることが可能です。オークファンなどの支援ツールで落札相場を調べることができます。
メルカリ
ユーザーは若い女性が中心なので日用品や化粧品、芸能関連グッズなどが仕入しやすいです。値下げ依頼が当たり前の暗黙ルールがあるので、同じ商品がいくらで購入されているか調べて価格交渉をして購入します。中には偽物を販売する業者や個人が紛れ込んでいるので注意が必要です。無料支援ツールのサーチバーを使うと効率的にリサーチできます。
楽天市場
購入価格の8-15%がポイント還元されるSPUルールがあるため、非常に稼ぎやすいサイトです。半面、ライバルも多いので人気商品が売り切れることもしばしばです。モノサーチやショッピングリサーチャーなど無料の支援ツールが充実しています。
ヤフーショッピング
獲得できるポイント率が楽天市場に比べると低く、ライバルが少なめです。そのぶん売り切りセール品などが残っていることが多く充分稼ぎやすいサイトです。ペイペイポイントが溜まります。モノサーチやショッピングリサーチャーなど無料の支援ツールが充実しています。
Amazon
価格が高騰している人気商品が安値で販売されるスキを狙って仕入れる「刈り取り」を行います。仕入れた商品はヤフオクやメルカリでも販売可能です。「刈り取り」をするには支援ツールのKeepaの有料機能を使う必要があります。
ECモール
上記以外のショッピングサイトすべてが仕入れの対象になります。転売認定されないための基準はまちまちで、「一度に買いすぎない」「同じ商品をいくつも買わない」などの注意が必要です。プライスチェッカー、オートプライスチェッカーなどの支援ツールがあります。
まとめ
電脳仕入れではポイントを活用して稼ぎやすく、支援環境も充実しています。
ポイントだけで月に5,000-10,000稼ぐことも簡単なので、Amazonで仕入れるとAmazonポイントがたまります。
特に楽天市場は期間内の買い物でポイント付与率が激アツになるイベントを定期的に行っています。
日用品などいつでも仕入れができる商品をたくさんリサーチしておき、ポイントUPの期間中にまとめて仕入れるようにすればメリットを最大限に活かすことができます。
クレジットカードのポイントと二重取り、ポイントサイトを経由して三重取りもできるので有効利用していきましょう。
電脳せどりは基本作業をルーティン化しやすいので、慣れてきたら外注さんにお願いして作業を代行してもらう「組織化」がしやすいのもメリットです。