いよいよ実際に仕入れを始めていきます。
せどりの仕入れ方法は、大きく分けて店舗せどりと電脳せどりがあります。
ここではまず、店舗せどりについて解説していきます。
店舗せどりのメリット/デメリット
店舗せどりのメリット
- 高利益の商品が見つかりやすい
- 出品した商品がライバルと被りにくい
- 商品の状態をチェックして仕入れることができるので、失敗が少ない
仕入れできる商品が見つからないこともありますが、たくさんの店舗の回ることで商品を見つけやすくなります。
慣れてくると値下げ交渉をしてさらに安くしてもらったり、他の系列店から取り寄せてもらったりするこもとできるようになるので、少ない資金や労力で大きく稼ぐことも難しくありません。
こ、交渉や取り寄せ!
…なんか、初心者には難しいこと言ってませんか?
大丈夫ですよ。簡単ですし、誰でもできちゃいます!
一言メモ
値下げ交渉しやすいのは家電量販店です。そのほかのジャンルの店舗すべてで値引き交渉できるわけではありません。
取り寄せに関してはたいていの店舗で交渉可能です。
もちろん慣れてからそういうこともできる、という事です。
交渉なしでも問題なく仕入れできるのが店舗せどりのいいところです。
いいことづくめのようですが、もちろんデメリットもあります。
店舗せどりのデメリット
- 車がないと難しい
- 移動時間がかかる
- ガソリン代などの交通費がかかる
- お店の営業時間内でしか仕入れができない
車がないと、荷物を積んだり運んだりが困難です。
提案
交通網の発達した首都圏では電車移動できるので問題ありません。
地方住まいでも近所にお店が多い環境であれば、自転車やバイクで家とお店を往復して買い回りすることも可能です。
(ダイエットによさそうかも…)
走行距離が多くなるので、ガソリン代やオイル交換、タイヤの履き替え等など、メンテに費用が発生しやすくなります。
また深夜営業や24時間営業のお店を除いては、仕入れできる時間帯がお店の営業時間内に限られてしまうため、平日忙しい人は土日を利用するなどの工夫が必要になります。
店舗せどりができるお店
商品を販売しているお店であれば、どんな店舗でも仕入れをすることができます。
まずは近所のお店や、通勤途中のお店を覗いてみることから始めましょう!
よい練習になります。
慣れてきたら徐々にいろんなお店を回るようにすると、経験値がどんどん溜まります。
主な仕入れ先
- 家電量販店(ヤマダ、ケーズ、ジョーシン、ノジマ、ビックカメラ、ヨドバシカメラ、etc.)
- 玩具店(トイザらス、バースディ、赤ちゃん本舗、etc.)
- 雑貨店(ヴィレッジヴァンガード、シャンブル、セリア、etc.)
- ドラッグストア(マツモトキヨシ、サンドラッグ、ウェルシア、etc.)
- パソコン専門店(PCデポ、ドスパラ、etc.)
- ホームセンター(カインズホーム、コメリ、シマチュー、セキチュー、ムサシ、etc.)
- 工具店(アクトツール、アストロプロダクツ、etc.)
- カー用品店(イエローハット、オートアールズ、etc.)
- 百貨店・スーパー(西部、東武、イオン、松坂屋、東急、伊勢丹、ジャスコ、etc.)
- ディスカウントショップ(ドンキホーテ、トライアル、セリア、MrMAX、ジェーソン、オーケーストア、etc.)
- アウトレットモール(三井アウトレットパーク、御殿場プレミアム、りんくうプレミアム、etc.)
- リサイクルショップ(ブックオフ、ハードオフ、ホビーオフ、ガレージオフ、セカンドストリート、トレジャーファクトリー、お宝鑑定団、etc.)
たくさんありますね!
聞いたことないお店もあるけど…
ポイント
全国展開のお店もあれば、関東圏のみ、関西圏のみ、地域限定など系譜はさまざまです。
グーグルマップで「ショッピング」と検索するとお住いの地域のショップ一覧が表示されるので、参考になりますよ。
中古品をせどりで販売する場合、「古物商許可証」の取得してから行うようにしましょう。
「古物商許可証」についての詳しい記事を参考にしてください。
店舗ごとに売っているジャンルが違ったり、仕入れしやすいお店/しにくいお店など特徴がありますので、足を運んで実際に探してみることが大切になります。
全国展開している有名なショップだけでなく、ローカルエリアのショップや個人経営店舗などをチェックしていくことも稼ぐコツです。
地元のバイクショップのオープンセールで27万利益出したことがあります!
(ぼ、僕の給料より多い…)
オープンセールで長い行列ができていましたが、仕入れ目的で来店した人は他にいなかったので独占状態でした。
ライバルに知られていない穴場を抑えることで大きく稼ぐことができるもの店舗せどりの醍醐味です。
初心者が見るべきポイント
新品を探す場合
一般の店舗で売られているものは、「開封済」など特別な表記がない限りは新品として販売することが可能です。
どんな店舗でも共通して言えるのは、値引きされている商品を探すことです。
店舗には定期的に新商品が入荷されてくる都合上、古くなった商品は値下げをして売り切ろうとします。そうしないと売り場の確保ができないからです。
- 処分品コーナー
- 根下げ札
- 生産終了品
などを見つけて調べていくと仕入れできる商品がみつかりやすいです。
根下げ札は店舗ごとに特徴があるので、何度か通っているうちにわかるようになります。
「処分価格」「在庫限り」「値下げしました」などと書かれている値札を集中してリサーチするようにしましょう。
電化製品のように展示使用されている商品も仕入れ対象になります。
展示処分として格安販売されている商品があれば、価格を調べてみましょう。
利益が出るようなら、中古として販売できます。
化粧箱、マニュアルが揃っていれば、「ほぼ新品」のコンディションで高値で販売することできます。
間違っても展示品を「新品」で納品しないようにしましょう。ガイドライン違反でサスペンドの対象になります。
中古を探す場合
中古をメインに探す場合は、リサイクルショップがおすすめです。
ブックオフplus、ハードオフなど、全国展開しているショップは品ぞろえも豊富です。
いつも買取りのお客さんが出入りして店員さんが忙しく対応しているような人気店ならば、思わぬお宝に出会えることも珍しくありません。
リサイクルショップで売られている商品は、すべて動作確認がされているので安心して仕入れることができます。
効率よく店舗仕入れをする方法
仕入に有利なタイミングを知る
店舗せどりはオールシーズン仕入れが可能です。
正直、利益商品が店頭に並ぶタイミングはお店次第なのでいつでも仕入れができます。
そのなかでもセールのタイミングを狙うと、利益商品が見つかる確率が高くなります。
どこでいつセールが行われるかをチェックするには、新聞のチラシをチェックするのがおすすめです。
- 開店セール
- 決算セール
- 閉店セール
このような情報があれば要チェックです。
チラシには割引クーポンがついていることもあるので、利用して仕入れをすればさらにオトクです。
新聞を契約していません
新聞を契約していない場合、アプリを利用すると便利です。
地域のチラシを集めた情報サイト「シュフー」を利用します。アプリとサイトがあります。
チラシアプリ「シュフー」(無料)を使う
シュフー(アプリ版)
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.toppan.shufoo.android&hl=ja&gl=US
シュフー(サイト版)
住所を登録しておくと、毎日チラシをチェックすることができます。
LINE@公式やショップHPで確認する
チラシを出していない店舗もあるので、そういったお店は公式ホームページをチェックするか、LINE@公式に登録すると、いち早くおトクな情報をゲットできます。
レジの近くにSNSの案内を出していることが多いので、お店に仕入れに行ったついでに登録をしておきましょう。
割引クーポンを配信するショップも多いので積極的に活用していきましょう。
まとめ
店舗せどりはどちらかというと、時間や体力に余裕のある人向けの方法といえます。
慣れてくればセール情報なしで1日10万円前後の見込み利益をつくることもできます。