販路の準備ができたら、まずは不用品の処分からスタートすることをおすすめします。
お金を使って仕入れをするのは少し慣れてからにしましょう。
不用品ならいっぱいある!
それよりクレジットカードで仕入れがしたい!
クレジットカードに頼りすぎると、かえってお金を減らしてしまうかもしれませんよ。
ポイント
仕入れた後に納品の練習をしようとすると、作業に慣れていないので、販売までに時間がかかります。
支払期日までに売れなかったら大変です
すばやく納品して、サッと売上を立てられる手順や感覚を養ってから本番にチャレンジしましょう。
不用品処分のメリット
- 販売経験が積める
- 運転資金をつくることができる
- 部屋が片付く(環境が整う)
不用品は元手¥0からスタートできます。
練習にはもってこいです!
売れた分がそのまま利益になるので、それを仕入れ資金にすれば一石二鳥です。
「お金を稼ぐ実体験」を繰り返し重ねましょう!
この時の経験が多ければ多いほど、のちのち財産になります。
家の中がすっきりすると、やる気も上がってきますね!
断捨離の効果も大きいです。
新しいことにチャレンジする意欲が高まります。これ重要です。
でも、どんなものが売れるんだろ?
不用品を探してみよう
家の中を探すと、案外いろんなものが発見できると思います。
読み終わった本
遊ばなくなったゲーム
使うつもりで買ったけど結局使ってないモノ(未使用品)
景品、試供品、非売品(Amazon販売はNG。ヤフオクかメルカリならOK)
販売に免許の必要なもの(お酒、薬、血圧計やマッサージ器など)
賞味期限の切れたもの
プラットフォームが定めている販売禁止商品
売っちゃいけないものもあるんだ!
販売に免許のいる商品や、法律で規制の対象になっている商品を売ることはできません。
詳しくは、Amazonのヘルプを参照します。
タバコやアルコール、医療機器や薬(ペット薬品含む)には販売免許や国の許可が必要です。
レーザーポインタやチャイルドシートなども規制の対象です。
リスト内のすべてがNG、というわけではないです
詳しい例はリンクをクリックすると確認できます。
制約が多いように感じるかもしれませんが、裏を返せば、禁止商品以外ならどんなものでも売れます。制約に該当しない商品のほうが多いので、しっかりルールを守りながら販売していきましょう。
初心者なら、本やゲームが売れやすく簡単です。
販路を選ぶ
Amazonで商品を販売できるかどうかは、まずバーコードがあるかどうかで判断します。
バーコードがない商品はAmazonで販売することができないので、ヤフオク!やメルカリで販売していきます。
バーコードがある場合はAmazonで販売が許可されているかどうかをチェックします。
Amazonでの販売方法
新しい販売アカウントは、販売できるブランドやコンディションに制限がかかっていることがあります
例として、こちらの書籍で説明します。
この本、僕も持ってます!
「脱サラのバイブル」ですね!
Amazonのセラーセントラル画面を開き、「カタログ」にカーソルを合わせて「商品登録」をクリックします。
すると、カタログ検索の検索窓が表示されるので、JANコードを入力しましょう。
あっ、バーコードが2個ある!
本の場合は上下2段のバーコードがありますが、上段のバーコードを入力します。
Amazonにカタログがある場合、このように表示されます。
商品が表示されないときは、バーコードを間違って入力していないかを確認しましょう。
正しく入力しているのに商品が表示されなければ、Amazonにカタログ登録されていない商品ということになります。
カタログがないと、販売できないんだ…
このような場合は、ヤフオク!かメルカリで販売します。
カタログを登録するこもできますが、独占販売で100個、200個売れるようなオリジナル商品でないとメリットはありません。
「コンディションを選択」で「中古」をクリックします。
「この商品を出品する」と表示されたらAmazonでの販売が可能です。
「販売許可が必要です」と表示されたら、諦めましょう。
今はダメでも、販売実績を積み重ねると販売可能になるものもあります!
売り上げが10万、20万と増えてくると、継続実績が認められてそれまで制限されていたものが解除されることがあります。
すべての制限が解除されるわけではありませんが、根気よく売り上げを伸ばしてアカウントを育てましょう。
売れば売るほど、取り扱えるモノが増えるんですね!
がんばって売るぞ!
「中古」をクリックすると、商品ページが表示されます。
ここで「販売価格」と「コンディション」を決定します。
いくらで販売すればよいかは、他の出品者がいくらで販売しているかを参考にして決定します。
あっ、小さく書いてある。
¥777+¥280配送料だから…
1,057円!
そうです!
ただ、もっと詳しく調べたいので「Amazonサイトの出品を表示」をクリックします。
中古品のリンクをクリックし、「絞り込み」を選択します。
コンディションは、Amazonのガイドラインを参考に一番近いものを探しましょう
中古出品をしている出品者のコメントを参考にすると、イメージがつかみやすいです。
よくわからないときは、「良い」を選択しておくと無難です。
うーん…。
帯も付いていて、キレイだから…
コンディション「非常に良い」で販売することにします。
「非常に良い」だと¥1000+配送料¥300
¥1,300で販売できるのね!
なるほど!
はい。でももう少し高くできます。
もしかして、中古を新品で販売してしまうとかですか?
絶対ダメです!
中古を新品として売ってしまったり、出品禁止商品を扱ってしまうとサスペンドされる原因になります。
Amazonコンディションガイドラインには必ず目を通しておきましょう。
Amazonコンディションガイドライン
https://sellercentral.amazon.co.jp/gp/help/external/200339950
「非常に良い」では送料込みで¥1,300販売でした。
ここで「Prime」マークをクリックします。
あれ?ライバルが消えちゃった
Prime販売している販売者が「いない」ため、このように表示されます。
大口出品で登録している場合は商品をAmazon倉庫に丸投げして、プライム発送をしてもらうことができます。
翌日配送サービスなど、一般の配送では不可能なスピード配送が可能なので、「Prime販売」の商品はとても売れやすくなります。
注文が入るとAmazonが自動で発送してくれるので、自分はなにも作業する必要がありません。
売れて勝手に配送までしてくれるなら、仕事で帰りが遅くなっても安心ですね!
これなら、たくさん売れそう♪
大口出品は月額が発生しますが、メリットがはるかに大きいです。どんどん販売していきましょう。
この中古本は人気も高いので、新品価格(¥1,760)より少し安い¥1,500くらいで問題なく売れるでしょう。
ここまで登録したら「保存して終了」を押します。
このあと納品画面に進みますが、発送はあとからまとめて行うので画面を閉じます。
この手順で登録できる商品をどんどん登録していきましょう
販路まとめ
JANコードがあって商品登録ができる → Amazon販売で販売!
JANコードがないか、商品登録ができない → メルカリ、ヤフオクで販売!
このように進めていきましょう。
商品の売れ行きをチェックする方法
商品が売れるかどうかは、どうやって調べればいいのかな
これがわからないと、出品しても売れるかどうか心配ですね。
商品の売れ行き
商品を販売したときの利益
これらは、どちらも無料で調べることができます。
ショッピングリサーチャー
商品の売れ行きを調べるには、ショッピングリサーチャーが便利です。
調べたい商品のASINを入力すると売れ行きをリサーチすることができます。
ASIN(エーシン)とは?
Amazonに出品されている商品ひとつひとつに割り当てられているAmazon独自の商品コードです。
Amazonの商品ページのURL末尾の「B」からはじまるコード、もしくは数字がASINコードです。
この商品のASINは「4480864245」なので、コピペして検索してみます。
ショッピングリサーチャーでは、いろいろな情報をチェックできます。
新品は、いくらで売れているか?
中古は、いくらで売れているか?
出品者数(ライバル)がどのくらいいるか?
売れ筋ランキングはどのくらいか?
などがわかります。
ランキングは数字が小さいほどよく売れています
おおよその分析ができるので、判断していきましょう。
FBA料金シミュレーター
Amazonで商品が売れると、すべて利益になるわけではありません。
Amazonに販売手数料を差し引かれ、差額が入金される仕組みになっています。
この手数料と差額(利益)の計算を自動で行ってくれるサイトがあります。
このサイトでASINを検索すると、商品情報が表示されます。
続けて、販売価格を入力すると実際にいくらの利益が出ているのかを調べることができます。
この商品は¥1500で販売すると、手数料を差し引かれて¥808が「利益」であることがわかります。
仕入れるときは「商品原価」に仕入れ値を入力して、赤字にならないかどうかを確認します
料金シミュレーターをもっと便利に利用するには、クロームの拡張機能に「Amazon FBA Calculator Widget」をインストールしておくとよいです。
商品ページから直接、ASINをセットした状態で料金シミュレーターを開くことができるので効率よく調べることができます。
「Amazon FBA Calculator Widget」
商品をまとめてFBAに納品
不用品の商品登録がある程度たまったら、まとめてFBAに納品をしていきます。
納品に必要なアイテム
- ラベルはがし
商品に値札などが付いたまま販売するとクレームに繋がるので、ラベルはがし液できれいに剥がしてから納品します。ホームセンターで買うことができますが、100円ショップで売っているライターオイルで代用できます。
- OPP袋
商品を包む透明な袋です。マチ付きのものが使いやすく、きれいに梱包できます。
ホームセンターで売っていますが、ネットショップでまとめ買いをすることもできます。
- 段ボール
Amazonに納品をする商品をまとめて送るために段ボールを用意しましょう。
はじめはお店などから無料でもらってきたものを使って構いません。慣れてきたらホームセンターやネットショップで購入するようにしたほうが効率的です。
納品する
準備が整ったら、Amazonの解説ページを参考に進めていきましょう。
梱包要件
AmazonにFBA在庫を納品する
https://sellercentral.amazon.co.jp/gp/help/external/G201021820?language=ja_JP
Amazonでは突然納品ルールを変更することもあるので、いつも最新の情報をチェックするように心がけましょう。
不用品処分してお金も儲かるなら、やらない手はないです!
10個、20個売るだけでもかなりの金額になりますよ。
がんばってくださいね!